水稲の稲刈り・出荷が順調だ。あと、2~3日で稲刈りは、ほぼ終了する。検査・出荷も順調で、トラックのチャーター便で出荷される。フードマイレージとい
う言葉がある。地産池消を肯定する考え方のひとつだが、残念ながら金沢農業のお米のほとんどが、東名阪で消費される。北陸はお米の産地なので、仕方が無い
ことなのだが、せめて輸送手段は、JRのコンテナ便にすべきなのかもしれない。JRのコンテナ便は、数年前何度か利用したが、東名阪ではコスト面で不利で
ある。また到着までの日数もかかる。いけないと思いながらも、経済的な「我」が働くのだ。「便利で安い」この言葉に屈してはいけないのだが、現実は厳し
い。有機農業を実践しても、トラクターの燃料など、化石燃料に頼らざるおえない現実がある。最近、藁や雑草を利用したバイオエタノール生産の研究をはじめ
た井村であった。